ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
作業場所 | 木造一戸建て |
---|---|
依頼内容 | 臭気調査・猫死骸撤去・衛生消毒 |
作業時間 | 3時間 |
作業人数 | 1名 |
作業料金 | 70,000円(税抜き) |
臭気調査もお任せください!
現地調査の際、目に見える範囲で異常は確認できなかったが、確かに異臭を感知。
原因としては、下水(汚水)の漏水も考えられたが、現場に漂っているのは、汚水臭とは異なるニオイ。
確証はなかったが、経験則で「動物系の異臭」と判断した。
動物系異臭の原因として圧倒的に多いのは猫。
本件でも、床下に猫の死骸があることを想定。
ただ、それを除去するには、異臭の濃度と流れを観察した上で、できるだけ場所を絞り込み、その付近の床を解体する必要がある。
それには、相応の手間と費用がかかり、家族の日常生活にも支障をきたす。
「数か月辛抱すれば、死骸が完全に分解され、徐々にニオイはおさまってくるはず」とアドバイスするも、「そのままにしておくのは気味が悪い」とのこと。
結局、床を解体することになり、工事を実施。
想定通り、床下には猫の死骸があり、異臭はそこから発生。
庭に面した床下通気口の一部が破損しており、どうも、そこから侵入したよう。
自らの死期を悟って床下に潜り込んだのか、はたまた、迷路のようになっている床下から出られなくなり餓死したのか・・・
腐敗溶解してバラバラになっていたら厄介だったが、不幸中の幸いで、猫の身体は原型をとどめており、脚を引っ張っても、身体から離れることなく、そのまま身体を引っ張り出せる状態だった。
死骸があった場所の基礎コンクリートにはシミが残留したものの、普段は目につくことがない床下ということもあり、時間と費用を勘案して、ある程度の清掃と防臭消毒処理を実施。
依頼者は、想定外の工事を負担することになったが、死骸をきれいに除去でき、消毒も施せ、「やはり、やってもらってよかった!」と満足してくれた。
ヒューマンケアの事例紹介Example
解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
腐敗体液の特殊清掃事例まとめ編㉕
住人が孤独死し、長い期間に渡って放置されてしまった案件。
故人が倒れていたところの床材は、二件ともクッションフロア。
これは、通称「CF」と呼ばれ、厚手のビニールクロスのようなもの。
耐水性・防水性に優れており、表面に切れ目やキズがあれば、そこから水分は浸透してしまうが、無キズであれば、原則として水分が浸み込むことはない。
したがって、住居用の一般家屋等においては、トイレ・洗面所・脱衣場・洗濯機置場など、水気が多い床に貼られる。
また、近年では、居室のフローリングの代替品として使える高品質のものもあり、比較的、安価で工事もしやすく、内装をつくる材料としては重宝されている。
しかし、こういったことが起こると、汚染は横に広がりやすく、汚染面積が大きくなってしまい、壁際など、思わぬところにまで汚染が広がることもあるのである。消毒・消臭
ノロウイルスと衛生消毒事例まとめ編⑦
現場の事情はまったく異なるが、それぞれの現地状況と依頼者の要望に合わせて消毒を施工した案件。
世の中には「きれい好き」な人もいれば、その類のことは、あまり気にしない人もいる。
衛生感覚については、個人の感性や性質によるところが大きく、「衛生的or不衛生」「きれいor汚い」の判断基準は、個々人でかなり異なる。
したがって、その差があまりの大きい場合は、トラブルの原因になったりもする。
一見、些細なことのようにも思えるが、場合によっては、人間関係にも影響する大事にも発展しかねない。
また一方、コロナウイルスが世界を席巻して久しいが、その陰で、インフルエンザや大腸菌などが世間を騒がせることもある。
冬場に流行しやすい「ノロウイルス」もその一つ。
感染力が強いうえ症状も重く、発生すると、新型コロナウイルスにも引けを取らないくらい厄介なもの。
二案件のどちらとも、甘く考えていると、とんだシッペ返しを喰うことになるのである。ペット臭 特殊清掃 消毒・消臭
ペット飼育と孤独死現場の消毒消臭事例まとめ編④
ペット飼育と孤独死の現場で消毒消臭を請け負った案件。
どちらとも、特段の汚染や異臭はなく、特に問題があるようには感じず。
しかし、世の中に「潔癖症」や「神経質」な人がいれば、その逆の人もいるように、衛生的な感覚については、人それぞれの感性がある。
この類のことは、きわめてデリケートなもので、「正しい」とか「間違っている」とかで判断できるものではない。
気にならない人にとっては気にならないが、気になる人にとっては気になって仕方がないのである。
したがって、「消臭」とか「消毒」といった作業は、依頼者の感性に合わせる必要がある。
とは言え、Before・Afterの違いを、ハッキリと目に見えるかたちで示すことが困難なものでもある。
だからこそ、依頼者の要望を細かく聞くことはもちろん、依頼者が言葉でうまく説明できない部分を汲み取って作業プランに反映させること、及び、丁寧に作業内容を説明し、納得してもらった上で施工することが大切なのである。