ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭 害虫駆除
賃貸物件孤独死事例まとめ編⑯
部屋に住人が孤独死し、そのまま時間が経ってしまった案件。
現場は、二件共に賃貸マンション。
人には、それぞれ、自分ではコンロトールしようがない「寿命」というものがある。
また、「死」というものは、本来、時期も場所も選べない。
同じ自宅での孤独死でも、そこが自己所有の家なのか、または賃貸物件なのかによって、その後の事情は変わってくる。
「所有or賃貸」の「メリットorデメリット」は拮抗していると言われているが、孤独死が発生した場合は、賃貸物件の方が、デメリットが大きく現れてくる。
当然、住人側にとって賃貸物件は、制約が大きく、退去期日、原状回復、家賃補償など、こちら側の一存だけで進めることはできず、大きな負担を強いられることも少なくないのである。内装工事 ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭
「ゴミ部屋」「ごみ屋敷」事例まとめ編⑮
部屋に溜まったゴミの片づけを請け負った案件。
これまで、何度か紹介してきた通り、「ゴミ部屋」「ゴミ屋敷」というものは、一般の人が抱いているイメージより、はるかに多いと思う。
ゴミを溜める人は、社会において、それだけ普通に存在している証拠でもある。
しかし、「何故?」と思う人もいるだろう。
もともとの性格や嗜好によるところも大きいのだろうけど、幼少期から育まれた生活習慣や、生まれ育った生活環境が影響していることも少なくないと思う。
また、ゴミが片付けられなくなるキッカケは、大きな出来事にかぎったことではなく、日常のちょっとしたところに転がっていたりするもの。
つまるところ、「ゴミ部屋」「ゴミ屋敷」という事象は、多くの人が日常の当たり前の家事としてやっていることの、紙一重のところにあるものなのかもしれない。解体 内装工事 特殊清掃 消毒・消臭
賃貸物件での孤独死事例まとめ編⑭
賃貸物件で部屋の住人が孤独死し、重度の汚染が発生してしまった案件。
本来、「死」のタイミングに良し悪しはないもの。
場所もそう。
しかし、孤独死の場合は、そう言いきれない事象がある。
真夏を筆頭に、高温多湿の季節は、遺体は傷みやすく、その分、汚染も重症化しやすい。
逆に、真冬を筆頭に、低温低湿の季節は、遺体は傷みにくく、それだけ、汚染は軽症で済むことが少なくない。
場所も、玄関、台所、風呂、トイレ、居室等々、狭い部屋にも色々あり、どこでだって起こり得る。
また、床もフローリング・カーペット・畳の違いがあり、ベッドや布団の上かどうかでも、その後の作業は変わってくる。
ちなみに、「押入」とか「ベランダ」という事例には遭遇したことがない。
とにもかくにも、重症汚染の場合は、作業は、それだけハードなものになるのである。内装工事 特殊清掃 消毒・消臭
自殺・事故現場の処理事例まとめ編⑬
自殺現場の処理を請け負った案件。
残念ながら、我が国の自殺者数は、先進国の中でもトップクラス。
当方が請け負う仕事でも少なからずの件数があり、決して珍しいことではない。
また、自分を殺す方法は多種多様にあるが、日本人は縊死を選択することが多いとされる。
ただ、それも、ほんの一例。
本件では、一方は、自刃による自殺。
この場合、現場は、重度に汚染され、その光景は凄惨を極めてしまうことが多い。
もう一方は、練炭燃焼による一酸化炭素中毒自殺。
発見が遅れなければ、それによる汚染は軽症で済むが、事象が事象だけに難しい作業になることも少なくない。
どちらにしろ、心身ともに重い仕事になるのは間違いないことなのである。ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
ゴミ部屋の片づけ事例まとめ編⑫
仕事や日々の生活の忙しさにかまけて、部屋にゴミを溜めてしまった案件。
社会生活でも私生活でも、ゴミは、自然と出てしまうもの。
もちろん、一般的には、発生したゴミは片付けながら生活するわけだけど、それがキチンとできなくなることがある。
そのキッカケや原因は人それぞれなのだが、ある一線を越えてしまうと、がんばって維持していたモラルは総崩れを起こし、怒涛の勢いでゴミは溜まっていく。
そして、始めのうちは、誰にも迷惑が掛かってなくても、そのうち、異臭や害虫・害獣が周辺に害を及ぼしたり、場合によっては火気の心配もでてきたりする。
想定外の事象が発生して、慌てるハメになることも。
結局のところ、一番迷惑を被るのは自分なのかもしれない。解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
玄関の特殊清掃と消臭事例まとめ編⑪
住人が賃貸物件の玄関で亡くなり、しばらく放置されてしまった案件。
人生の終わりは、いつ どこで どういうかたちで訪れるかわからない。
相対的な確率で考えると、「老人や傷病の床にある人の方が亡くなりやすい」と言えるのかもしれないけど、それは絶対的なものではない。
言うまでもなく、特に病気もケガもない赤ん坊・幼児・子供・若者だって、常に、命を失う可能性をはらんで生きている。
事実、事件・事故・自然災害・戦乱などで、命を落としている人のニュースは、日々、途絶えることがない。
こういった特段の事情のない、日常生活においても同様。
体調が急変して亡くなった事案では、「昨日まで元気にしていたのに・・・」「さっきまでフツーにしていたのに・・・」といったケースがざらにある。
本件でも、故人は、亡くなる直前まで健常に暮らしていたはずで、実のところ、その死に一番驚いているのは、亡くなった本人なのかもしれない。特殊清掃 消毒・消臭
ゴミ部屋のユニットバス清掃事例まとめ編⑩
日常生活を送るうえで酷く汚れてしまった部屋の特殊清掃を請け負った案件。
この類は、我が社でいう「特別汚損現場」なのだが、生活利用するうえで部屋や設備が汚れていくのは自然なこと。
とりわけ、キッチンシンク・トイレ・風呂などの水周設備は、汚くなりやすい。
だからこそ、「掃除」は、日常生活を送るうえで欠かせない家事。
一般的には、定期的に掃除したり、汚れたら掃除したりするパターンが多いだろう。
しかし、これは、結構、面倒臭かったりする。
専業主婦(主夫)でもないかぎり、そうそう、キチンとやれるものではない。
で、ついつい怠けてしまったり、手を抜いたりしてしまいがちに。
「年末の大掃除」も、一年、掃除を怠けた分の穴埋めの習慣であるのかもしれない。
ただ、あまりに放って置きすぎると、最終的には、自分の手には負えないくらいにまで汚れてしまうこともあり、自分で自分の首を絞めることにもなりかねないのである。ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
特別汚損事例まとめ編⑨
部屋の住人が大量のゴミを溜めてしまった「ゴミ部屋」の案件。
こういう現場も特殊清掃の対象となるのだが、この「特殊清掃」という言葉は、十数年前、もともと当社が考案して使い始めたもの。
そして、こういった、一般生活で発生するような汚れではなく、特殊な事例で、かつ重度の汚染のことを、当社では「特別汚損」といった用語で表している。
その、特別汚損の現場としては、孤独死現場が代表格のような印象を受けるかもしれないが、実のところ、ゴミ部屋・ゴミ屋敷も少なくない。
以前はきれいだったのに、今は、汚くなっている・・・
意外なところにゴミが溜まり、意外な人がゴミを溜めている・・・
「身近なところにはない」と思っていても、実は、身近なところにあったり、「そんな知り合いはいない」と思っていても、実は、ゴミ部屋の主と知り合いであったりすることもあるかもしれない。
ただ、気づいていないだけで。解体 内装工事 特殊清掃 ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
孤独死現場の特殊清掃事例まとめ編⑧
部屋の住人が孤独死し、その遺体が深刻な状態にまで腐敗してしまった案件。
「考える葦」である人間の身体といえども、「動物の肉」であることには違いない。
ということは、その本体が命を失い、それを構成する細胞が死滅してしまうと、当然、その肉も傷み腐ってくる。
ただ、そこが自然の中、つまり、虫や動物、草木や土のある環境であれば、分解されたその肉体は、虫・植物・微生物などの営みによって、徐々に自然(土壌)に還っていく。
しかし、そこが、家屋等の人工構造物である場合、状況はまったく異なる。
遺体は、腐敗・分解されていくものの、還るところがない。
内装建材・建物設備には、それを受け入れて消化する能力はなく、凄惨なカタチで残留するのみ。
結果、事態の収拾にあたっては、内装建材にまで手を入れなければならないケースが多いのである。消毒・消臭
ノロウイルスと衛生消毒事例まとめ編⑦
現場の事情はまったく異なるが、それぞれの現地状況と依頼者の要望に合わせて消毒を施工した案件。
世の中には「きれい好き」な人もいれば、その類のことは、あまり気にしない人もいる。
衛生感覚については、個人の感性や性質によるところが大きく、「衛生的or不衛生」「きれいor汚い」の判断基準は、個々人でかなり異なる。
したがって、その差があまりの大きい場合は、トラブルの原因になったりもする。
一見、些細なことのようにも思えるが、場合によっては、人間関係にも影響する大事にも発展しかねない。
また一方、コロナウイルスが世界を席巻して久しいが、その陰で、インフルエンザや大腸菌などが世間を騒がせることもある。
冬場に流行しやすい「ノロウイルス」もその一つ。
感染力が強いうえ症状も重く、発生すると、新型コロナウイルスにも引けを取らないくらい厄介なもの。
二案件のどちらとも、甘く考えていると、とんだシッペ返しを喰うことになるのである。ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭
ゴミ部屋の片づけ事例まとめ編⑥
賃貸マンションに大量のゴミを溜めてしまった案件。
一般には「ゴミ屋敷」とか「ゴミ部屋」などと言われるものだが、一般の人には、どういう事情があったゴミを溜めてしまうのか、どういう経緯でゴミが溜まってしまうのか、理解に苦しむところがあると思う。
しかし、それが何であれ、その人その人に「理由」があるはず。
根底には「面倒」という怠け心があるのかもしれないけど、それも、人が持つ一つの「性質」だったりして、ゴミ部屋に携わると、人それぞれの、「否定しきれない人格」というか、「個性」が垣間見えることもある。
もちろん、反社会的行為はいけないし、他人に迷惑をかけてもいけないし、肯定できることでもないのだが、依頼者と良好な関係を築く上でも、作業を円滑に進める上でも、当人にしかわからない、または、当人にもわからない事情や経緯があるところに目を向けることが大切なのではないかと思う。解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
孤独死現場の遺品整理事例まとめ編⑤
部屋の住人が孤独死したものの、軽症で済んだ案件。
他の生き物や食べ物と同様、命を失った人間の肉体も、放置された期間が長くなれば長くなるほど変容、つまり、腐敗し、分解されていく。
しかし、そのスピードやプロセスは、その場の状況によってまちまち。
一般的には、高温多湿の場合はハイスピードで進み、低温小湿の場合はロースピードで進む。
したがって、夏場は、短期間であっても、深刻な状況になりやすい。
逆に、冬場など、低温小湿の条件が整えば、かなり長い日数、大きな変容がなく保たれる場合もある。
同じ「一人の人間の死」であっても、その後、その場が、どのような状態になるのかによって、事態を収拾する術は異なってくる。
同時に、遺族や関係者の経済的負担や精神的負担も大きく変わってくるので、遺体は早期に発見され、建物や部屋の汚染は軽症であるに越したことはないのである。ペット臭 特殊清掃 消毒・消臭
ペット飼育と孤独死現場の消毒消臭事例まとめ編④
ペット飼育と孤独死の現場で消毒消臭を請け負った案件。
どちらとも、特段の汚染や異臭はなく、特に問題があるようには感じず。
しかし、世の中に「潔癖症」や「神経質」な人がいれば、その逆の人もいるように、衛生的な感覚については、人それぞれの感性がある。
この類のことは、きわめてデリケートなもので、「正しい」とか「間違っている」とかで判断できるものではない。
気にならない人にとっては気にならないが、気になる人にとっては気になって仕方がないのである。
したがって、「消臭」とか「消毒」といった作業は、依頼者の感性に合わせる必要がある。
とは言え、Before・Afterの違いを、ハッキリと目に見えるかたちで示すことが困難なものでもある。
だからこそ、依頼者の要望を細かく聞くことはもちろん、依頼者が言葉でうまく説明できない部分を汲み取って作業プランに反映させること、及び、丁寧に作業内容を説明し、納得してもらった上で施工することが大切なのである。特殊清掃 消毒・消臭
浴室の特殊清掃事例まとめ編③
孤独死の後、重度に遺体が腐敗してしまった案件。
住居には、生活の用途に合わせて、色々なスペースや設備がある。
そして、一口に「孤独死」と言っても、皆が、寝室のベッドや布団に横になって亡くなったり、居間などの居室で亡くなったりするわけではない。
玄関で亡くなる人、廊下で倒れる人、台所で見つかる人、現実には、様々なケースがある。
そして、風呂で亡くなる人もおり、これも、決して珍しいケースではない。
冬場、高齢者の浴室での事故もその一つ。
体調が急変し、自分ではどうしようもできなくなるわけだから、仕方がない。
とはいえ、寝室や居間と比べると、発見されにくい場所でもあるため、遺体の腐敗損傷も激しくなる傾向にあり、また、浴槽設備の汚染もともなうため、特殊清掃の難易度も高くなるのである。ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
ゴミ部屋・ごみ屋敷事例まとめ編②
そこに暮らしていた住人が、部屋に大量のゴミを溜めてしまった案件。
世の中には、ゴミ屋敷・ゴミ部屋と言われる家や部屋は意外と多い。
TVに出てくるような派手なゴミ屋敷でなくても、ベランダにゴミが山積みになっていたり、窓越に見える室内にゴミがうず高く積まれていたりと、ひょっとしたら、街々のどこかしらで、そんな光景を目にしたことがあるのではないだろうか。
一般的には、「ゴミを溜めてしまうのは、異質な人間」、また、「ゴミ部屋やゴミ屋敷は、別世界の珍事」と考えている人が多いと思うけど、街の家々にあるゴミの光景は、実は、「ゴミを溜めてしまうのは、世の中で、それほど異質な人ではなく、ゴミ部屋・ゴミ屋敷は、それほど珍しい存在ではない」ということを物語っているのかもしれない。
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