消毒・消臭のよくある質問Frequently Asked Questions
- Q
- 孤独死現場、どうすればいい?
- A
孤独死が発生すると、様々な問題が一気に噴出する。
特殊清掃・遺品整理・リフォーム工事、相続・法的対処・公的手続き等々。
それぞれの問題に対しては、専門家や専門業者があるし複数のサービスを総合的に取り扱う当社のような会社もある。
まずは、切迫している問題から順を追って相談してみるのが得策である。
- Q
- 孤独死が発生してしまったら?
- A
孤独死が発生してしまったら、警察の指示に従ったうえでヒューマンケアへ連絡を。
特殊清掃や消臭消毒をはじめとした対処法はもちろん、相続・賃貸借契約・近隣対策・原状回復等々について、豊富な実績にもとづいた適切なアドバイスができるはずである。
- Q
- タバコのニオイ、何とかなる?
- A
ニオイの中でもタバコ臭は、着きやすく取りにくい類のもの。
そして、愛煙家と嫌煙家の違いがあるように、受け止める者の感覚にも相違が生じやすい。
臭気測定器ではニオイの濃淡は計れるが、良悪の判定や種類の探索まではできないため、消臭は人の嗅覚(臭覚)を頼りにしながらの作業となる。
ヒューマンケアは、清掃作業をはじめ、場合によっては内装工事と組み合わせたかたちで施工している。
- Q
- ハエがでて困る 何とかならない?
- A
「小バエがでて困る」「銀バエがいて気持ち悪い」等といった声をよく聞く。
ハエは、日常生活とは切っても切れない存在だが、野放しにすることはできない。
駆除はそれほど難しくなく、一定のコツさえ掴めば防除も可能。
それは、衛生的かつ快適な生活にもつながることなので、是非、取り組んでほしい。
- Q
- ウジが出て困っている 駆除したいがどうすればいい?
- A
下水道・浄化槽・水洗トイレやゴミ収集システムが未整備だった時代、ハエは身近なところにいた。
ハエ叩き・ハエ捕り紙や、集ろうとするハエから食品を守るハエ帳(食卓カバー・ハエ避けネット)などは、どこの家庭にもあった。
ハエが日常的に存在しているということは、その幼虫であるウジも同じように存在していりというわけで、一昔前は、人々は日常的な害虫として対峙していた。
ただ、衛生的な環境を整えられている現代においては、ウジはもちろんハエを見かけることも少なくなってきた。
とは言え、調理クズを放っておいたり、排水口の清掃を怠ったりする等、ちょっとしたことが原因でウジは涌く。
蚊やノミ・ダニのように危害を加えてくることはないので、積極的に防除しようとする気が起こりにくいかもしれないが、衛生面を考えると厄介な生き物である。
- Q
- ゴミ屋敷・ごみ部屋にされてしまった場合の対処方法は?
- A
「ゴミ屋敷」「ゴミ部屋」と聞くと、希有なもののように思うかもしれない。
しかし、程度に差はありながらも、実社会には意外と多く存在する。
どのレベルから「ゴミ部屋」と呼ぶのかは明確ではないが、きれいに片付いていない家(部屋)なんて身近なところに何気なく存在していると思う。
逆に、常に掃除が行き届いている家、整理整頓がキチンとできている家の方が珍しいかもしれない。
掃除が億劫、片付けが苦手、日常の生活に追われて掃除や片付けが後回しにしている等々、心当たりがある人も少なくないのではないだろうか。
ただ、それが賃貸物件となると、賃借人(入居者)と賃貸人(大家)の間で難しい問題が複雑に絡み合うことになる。
- Q
- ゴミ屋敷・ゴミ部屋を片付けることはできる?
- A
ひと口に「ゴミ屋敷」「ゴミ部屋」と言っても その程度は様々で、作業の難易度は現場毎に異なる。
単に多めのゴミが床に散乱しているだけの部屋もあれば、圧縮されたゴミが天井近くにまで達しているような家もある。
また、ゴミの種類も日用品から家具家電まで様々。
食品・飲料や尿・糞便が混在していたり、害虫や害獣が営巣していたりすると作業の難易度は高まる。
それでも、これまで、当社においては手に負えなかった現場はなく、熟練業者として、他社が途中で断念した高難度の現場を引き継いで作業したこともある。
その様に、ゴミがどれだけ大量でも どれだけ不衛生でも完遂してきている。
当然、近隣との間でトラブルが起きないような配慮も充分に行っている。
- Q
- 事故物件のリフォームはお願いできる?
- A
事故物件の特別汚損に対して、当社は、要望に応じてリフォーム(原状回復工事)を施工することも多い。
ただ、闇雲に「きれいにしたい!」と突っ走るのではなく、熟考してその要否を判断することが重要。
先々、その物件に自分や関係者が居住する予定なのか、第三者に賃貸する予定なのか、それとも、売却する予定なのか、それによって進むべき方向は変わってくる。
自分や関係者が居住する予定、第三者に賃貸する予定であるならリフォームは必須。
汚れて傷んだままでは生活しようがないから。
ただ、売却などして手放す予定である場合は、「リフォームは必須」とは言い難い。
所有者(売主)としては、「売却価格を上げたい」「買主の印象をよくしたい」といった気持ちを強く抱くのは自然なことで、「そのためには部屋をきれいにした方がよい」と考えるのだが、部屋をせっかくきれいにしても、購入検討者の嗜好に合わなかったりすることもあり、掛けた費用ほど物件価値は上がらないことが多い。
また、契約不適合責任を問われないためにも、所有者(売主)には告知義務が残るので、マイナスの印象を拭い切ることはできない。
リフォームを実施した場合、実施しなかった場合、双方のメリットとデメリットを勘案して検討することが求められるし、当社も適切なアドバイスをするよう努めている。
- Q
- 衛生害獣 ネズミが出て困っているが駆除できる?
- A
ゴキブリやハエに比べて遭遇することが少ないネズミ。
それだけ、人々が抱いている危機感は小さいかもしれない。
しかし、人間の生活圏内外を問わず、条件が整ったところであれば生息する。
当社の事例で多いのは飲食店やゴミ部屋だが、一般住宅も油断はできない。
視界に現れなくても、何かを齧(かじ)った跡や残された糞が出没の証となる。
そういった痕跡があるところはネズミの生活圏内であり、それが原因で想定外の問題が起きる可能性もあるので、容易ではないながらも何らかの対処をすることが求められる。
- Q
- ペット不可物件で飼育されてしまった場合の対処方法は?
- A
近年、ペットを飼う人が増えているようで、中には、ペット不可物件で隠れて飼っている人もいる。
そして、その多くは、周囲に発覚しないよう、細心の注意を払って生活している。
部屋を汚さないように、内装を傷めないように、ニオイがこもらないように、騒音を出さないよう、こまめに掃除し、糞尿の世話もキチンと行い、ペットの身体を清潔に保ち、ペット共々できるだけ快適に暮らせるよう心掛ける。
そのように、隠れて飼う借主(飼主)の多くは相当に気を配っているわけで、事実、部屋がヒドく汚れたり、内装設備がヒドく傷んだりするケースは少ない。
当社も、そういった案件で相談を受け、消臭・消毒を施工することがある。
- Q
- ペット不可物件で飼育してしまった室内の清掃・消毒・消臭は可能ですか?
- A
未婚者の増加や少子化の影響か、近年、ペットを飼う人が増えてきている。
しかし、賃借物件では、ペットを飼うことが禁止されているところが多い。
それが分譲マンションであっても管理規約でペット飼育を禁止しているところが少なくない。ペットをめぐる問題トラブルは、当社のような専門業者を気軽に活用することをおすすめしたい。
- Q
- 孤独死現場における消毒、新型コロナウイルス・ノロウイルス等の消毒とは?
- A
薬事法で「殺菌」「消毒」という用語の使用が認められている製品は、消毒剤などの「医薬品」と薬用石鹸などの「医薬部外品」のみ。
「殺菌」と類似する概念として「滅菌」「消毒」「除菌」「抗菌」、更には「制菌」「静菌」「防菌」「減菌」などがあるが、効能・効果を表す際には「殺菌・消毒」とまとめて表記することが多く、同じ概念として扱われることが多い。
- Q
- 様々な消臭作業を手掛けるヒューマンケアの消臭方法とは?
- A
我が国には、「悪臭防止法」というものがある。
始めの条文には、「悪臭防止法は規制地域内の工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭について必要な規制を行うこと等により生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。」とある。
つまり、規制の対象は「工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭」であって、個々人の私的な日常生活で発生する悪臭は対象外で、当社が扱うような特別汚損現場も同法の規制対象外なのである。
- Q
- 悪臭・異臭・腐敗臭、消臭は難しい?
- A
「ニオイ」というものは不思議なものである。
無色透明で目には見えず、風のように音を発することもなく、温度のように肌で感じられるものでもない。
文字で書く場合でも、「匂い」「臭い」、「香る」「薫る」など、ニオイの源や感じ方によって表現の仕方が変わる。
- Q
- 自殺、孤独死の原状回復責任・損害賠償責任の所在は?
- A
借主(入居者)が孤独死によって亡くなっても、賃貸借契約は自動的には終了しない。
契約を解消するためには、相続人との合意によって解約する必要がある。
ただ、通常は、借主の相続人が賃貸借契約の継続を望むことはなく、解約は自然の流れで行われる。
問題となるのは、部屋の原状回復や損害賠償などの金銭的な補償についてである。
発生した物理的瑕疵は具体的な金銭をもってすれば修復できるが、心理的瑕疵を金銭的にどう評価し具現化するかは、デリケートかつシビアな問題なのである。
- Q
- 自殺や孤独死で汚れや腐敗臭の発生した「特別汚損現場」の衛生管理・衛生対策は?
- A
腐敗した遺体が放置されてしまった部屋、ゴミが溜まった部屋、ペットに汚された部屋等々、特殊清掃を要するような特別汚損®が発生した現場は、日常には存在しないような不衛生な状態であることが多い。
ただし、その復旧については、当社のような専門業者が担うケースとそうでないケースがある。
- Q
- 自殺・他殺等、人が亡くなった事故物件の告知義務は?
- A
自殺・他殺等によって人が亡くなったことがある物件は「事故物件」とされる。
この定義は、2021年10月8日に国土交通省が制定した、「事故物件に関するガイドライン」で「病死や老衰死など等、自然死や不慮の事故死以外の死や特有の汚染異臭により特殊清掃が必要になる死が発生した物件」とされた。
- Q
- 大家としてどのように孤独死・事故死などの不動産リスクに備えるか?
- A
不動産経営には色々なリスクが含有される。
貸主(大家)としてもっとも心配なのは経済的な収益(家賃収入)だろう。
その他、税金や建物のメンテナンスも気になるところだろうか。
資産運用にはリスクはつきものだが、利益が出なければ元も子もない。
しかし、リスクは目先の金銭以外ところにもある。
- Q
- 近隣の方々に気付かれないように作業して欲しいのですが、大丈夫でしょうか?
- A
はい、大丈夫です。そういった作業を数多くこなして来ておりますので、ご安心下さい。これまで近隣に気付かれた報告はありません。
- Q
- 作業員は、どのような方でしょうか?
- A
平均年齢は30代半ばの男性メンバーで過酷な現場の清掃専門家です。熟練されたメンバーが作業に当たります。