トラックバック 【孤軍奮闘(vs人間編)】
Gooブログ 戦う男たちの人気記事を紹介いたいします。
2007年9月11日の記事です。
敵と味方。
世の中の人をどちらかに分けるとしたら、どちらが多いだろう。
敵だと思っていた人が味方だったり、その逆があったり。
また、同じ人でも、状況や局面によって敵になったり味方になったりすることもあり、結局は、〝敵でもなく味方でもない人が最も多い〟と、希薄なところに落ち着くのだろうか。
人生を生き抜くことは、孤独な戦いでもある。
だんだんと生きにくくなっているこの世の中では、まずは、自分が自分の敵にならないように奮闘するのみか。
基本的に、特殊清掃は孤独な仕事。
一人で黙々とやる仕事。
考え方によっては、〝故人+自分≠孤独〟とも言えるかもしれないけど、目に見える人間は一人。
決して好きでやっている仕事ではないのだが、魂に刺激を覚える仕事。
汚物との戦いは自分との戦いでもあり、故人の死に様を自分の生き様に写し換える作業でもある。
ま、私の場合は、〝一人で黙々〟とはいかないことがほとんど。
愚痴ったり、ボヤいたり、時には悲鳴をあげたり、泣いたり・・・普段は寡黙なわりに現場では結構騒々しい男なのである。
そこは、どこにでもあるような一般的な住宅街。
あちらこちらに空地や畑もあるような、ちょっと長閑なところだった。
現場の家は、古い一戸建。
かなり寂れた感のあるその家は、家人と共に老いていったことが伺えて、かつては若い家族で賑わっていたであろうことが想像できた。
玄関の前に立っても特段の異臭はなし。
私は、鍵を持った遺族を待つ間、家の外周を観察することにし、雑草が繁りゴミが散乱する家の外周を歩いた。
窓の内側には何匹かのハエが
・・・
全国対応 秘密厳守 スピード対応
どんな現場もお任せください!他の清掃会社様で断られた案件もご相談ください。秘密厳守・個人情報厳守ではじめから終わりまで、一貫して進めてまいります。一人で悩む前にまずはご相談を!